エコペイズの登録手順や認証について解説

エコペイズへの登録は決して難しい物ではありませんが、海外の金融サービスに初めて登録する人は不安な点もあるのではないでしょうか。

そこで、エコペイズの登録方法について、順を追って解説していきます。
エコペイズはイギリスの金融サービスですが、国内の金融サービスにオンライン上から申し込みをした経験がある方であれば、さほど違いはありません。

登録方法について

登録方法について
エコペイズへの登録そのものはとても簡単です。
ここで理解しておかなければならない点として、

登録=すべての機能が利用できるわけではない
点です。

他のサービス同様、アカウント登録そのものは無料ですぐにでも可能ですが、エコペイズが用意している入金や出金といった金融サービスを全て利用するためには、登録後、本人確認にて認証を行う必要があります。

登録だけであれば、まずはエコペイズの公式サイトにアクセスします。

トップページに「無料アカウントを開設」とありますので進めると、ユーザー名、メールアドレス、パスワード、国、言語、さらには個人情報として名前、ID、生年月日、住所を入力し、利用諸条件への同意のチェックをして「アカウントの作成」を押しましょう。

登録そのものは基本的にはこれだけで良いのですが、全ての機能を使用するためには、先にもお伝えしましたが本人確認等を行う必要があります。
その流れについて解説していきましょう。

アカウント作成前に

エコペイズでアカウントを作成前に行っておくべきことがいくつかあります。
いずれも必須ではなく、あくまでも注意事項程度の認識ではありますがこれらを行っておくと、スムーズな本人確認・認証が可能です。

メールフィルターのチェック

エコペイズに登録すると、エコペイズからメールが送信されます。
また、登録後も何らかの連絡はメールで行います。特にサポートを利用する際、日本語に対応しているのはメールになりますので、メールでのやり取りが基本となることから、エコペイズからのメースを受信できるよう、メールフィルターを設定しておきましょう。

メールフィルターの設定によってはエコペイズからのメールが受信できず、登録作業が進みません。メールフィルターに気付かず、何度も設定をしているのにメールが届かず、登録を断念しようと考える人もいるかもしれませんが、登録を断念する前に、ひいてはエコペイズでのアカウント作成前の段階でメールフィルターの設定を見直しておきましょう。

予め書類等を用意しておく

エコペイズにてすべての機能を使用するためには本人確認が必要です。
その際に必要になるのが身元の証明と住所の証明です。

これらはそれぞれ必要書類の画像データの送付となります。
わざわざイギリスの本社まで郵送する必要はありませんのでご安心ください。

ちなみにデータに関してはスマホで撮影したもの、あるいはスキャンしたものどちらでも問題ありませんが、エコペイズはしばしレギュレーションが変更し、再度本人確認書類の提出を求めるケースがありますので、スキャンしたデータの方が再度の利用が簡単です。

ある程度公式サイトを読んでおく

エコペイズの公式サイトは日本語に対応していますので、日本からアクセスすれば基本的には日本語にて記載されます。

この点を踏まえ、登録前にまずはエコペイズの公式サイトを一通り読んでおくとよいでしょう。

オンラインカジノでの利用はもちろんですが、それ以外にも実は様々な用途で活用できるサービスであることに気付けるはずです。

いきなりGOLD会員になれる方法がある

エコペイズに登録すると、まずはCLASSICという一番下のランクになります。

こちらは入金のみが可能なので、オンラインカジノへの入金は可能ですが出金ができません。
また、入金に関しても上限がありますので、CLASSICではオンラインカジノを自由に楽しめるとは言い難いです。

だからこそ、登録後すぐに本人確認等を行うことで自由に使用できるSILVER会員を目指すことになります。
エコペイズには更に上にGOLDやPLATINUM、VIPといったランクが用意されており、上位ランクになればなるほどお得に利用できます。

そしてSILVERからGOLDにランクアップするためには、下記の条件を満たす必要があります。

SILVER会員になって30日経過する
エコペイズに5,000ユーロ以上入金する
オンラインカジノに25,000ユーロ以上入金する

といった条件が用意されているのですが、実はこちらから登録するとこれらの条件抜きに、GOLD会員になることができます。SILVERからGOLDに上がる条件は、少々ハードルが高い点を踏まえると、こちらからGOLD会員になった方がお得です。

アカウント登録を手順で解説

アカウント登録を手順で解説
それではエコペイズでのアカウント登録の手順を解説していきましょう。
先に公式サイトにアクセスし、無料登録するとお伝えしました。その点を少し掘り下げてみましょう。

ユーザー名は英数字のみ、6~20文字で登録可能です。
パスワードは8文字以上、アルファベットの大文字と数字を1つずつ入れる必要があります。

さらに気を付けるべき点として、氏名や住所といった個人情報は、全てローマ字で入力することになります。
エコペイズはイギリスの会社になりますので、サイトの表示が日本語ではあっても、登録申請処理は漢字では対応できません。そのため、ローマ字や数字で必要事項を埋めることになります。

SILVERランクに

先にもお伝えしましたが、アカウント登録をすると基本的にはCLASSICからスタートしますが、CLASSICでは自由にオンラインカジノを利用できるとは言い難いです。

そこでランクアップが必要になりますが、ランクアップのためには4つのフローが必要です。
それぞれ解説していきましょう。

Eメールアドレスの確認

登録時にEメールアドレスも入力していますが、「Eメールアドレスを確認」をクリックすると、エコペイズからメールが届きます。
そのメールの「メールアドレスを認証」をクリックすることで、メールアドレスが認証されます。

セキュリティの質問設定

こちらはエコペイズに限らず、よくある機能なので馴染みのある人も多いことでしょう。
質問に関してはエコペイズがいくつか用意していますので、答えを入力しますが、ここでは日本語入力が可能です。ただし同時に設定するパスワードに関しては半角英数となっていますので気を付けましょう。

身元確認

身元確認は身分証明・住所証明の2つがあります。
それぞれ必要な書類をスマホで撮影するか、あるいはスキャンするなどして画像データとして送ることになります。

ちなみに認められる書類は下記となります。

身元証明

・パスポート
・写真付き運転免許証
・マイナンバーカード

上記3種類の中の1種類で問題ありません。
ただしパスポートと写真付き運転免許証に関しては表・裏双方の画像が必要です。

住所証明

・水道光熱費領収書
・銀行取引明細書
・住居証明書

こちらの注意点は、三か月以内の日付でなければならない点です。
また、公式サイトでは上記がアナウンスされているのですが、他にも国民健康保険、国民年金、住民税、自動車税など公的機関からの請求書で、かつ住所が記載されているものであれば可能とのことです。

顔写真

自分自身の顔も必要です。
こちらは自撮りで問題ありません。
はっきりと顔が確認できるよう撮影しましょう。

提出の注意点

画像データを送付する際、書類の内容を相手が確認できる状態を留意しなければならない点には注意が必要です。
不鮮明で読み取りにくかったり、書類全体が画像に収まっていない場合などは、書類として認められない可能性がありますので気を付けましょう。

エコペイズ(ecoPayz)のセキュリティ強化方法

実はエコペイズは近年、2段階認証を行っています。
作成したエコペイズアカウントを利用するためには2段階認証を行うことでまずはアカウントを使用することが可能になります。

2段階認証のためには、「コードのリクエスト」をクリックします。
こちらは「アカウントの作成」の項目からアクセス可能です。

コードのリクエストをクリックすると、当億したメールアドレスにアクセスコードが送られてくるので送られてきたアクセスコードを入力し、送信しましょう。

次にログイン時の2段階認証設定です。
SMS、または音声通話かGoogle認証システムの二種類があります。

Google認証の場合、Google認証アプリが必要です。
こちらはGoogleが提供している認証のためのアプリです。

アプリをインストールし、カメラにてバーコードをスキャンし、表示された番号をエコペイズに入力します。
「Google」とありますが、あくまでもGoogleが提供しているアプリであって、決してGoogleアカウントが必須ではありません。

AndroidユーザーであればGoogleアカウントがなければアプリのダウンロードができませんので心配は無用ですが、iPhoneユーザーでGoogleアカウントをお持ちではないとしても、あくまでもコードを使うためのアプリになりますので問題ありません。

SMS・音声通話認証

SMS・音声通話にて認証する場合、SMSまたは音声通話の「認証化」を押します。
すると、コードのリクエストがクリックできるようになりますのでクリックしましょう。

ここで注意する点は電話番号です。
先頭の「0」を抜いた数字を入力するのですが、アカウント作成時に入力・登録した電話番号が自動で入力されています。

こちらを変更したい場合には異なる番号を入力すればよいですし、同じ番号で良ければそのまま進めます。
すると、入力した番号にコードが記載されたSMSが届きますので、コードを入力しましょう。

但し、稀にではありますが「認証コードが無効です」と表示されることがあります。
この場合、ブラウザのキャッシュをクリアしたり、あるいはアプリではなくブラウザで開くなどすることで対応が可能です。

登録トラブルについて

登録トラブルについて
基本的には上記の流れを正しく実践することで登録が可能ではありますが、エコペイズに登録できないケースもあるようです。
そこで、よくある登録できないトラブルに関してご紹介すると共に、その解決法も解説していきましょう。

エコペイズの登録・口座開設できないトラブル

正しいフローで実践しているものの、登録ができないケースもあるようです。
この場合、アカウント通貨とオンラインカジノの通貨が異なっているケースがあります。

エコペイズの通貨とオンラインカジノの通貨がそれぞれ異なる通貨で登録している場合、エコペイズ側としても登録が難しくなりますので、分からない場合にはドルにしておくとよいでしょう。

ドルはアメリカの通貨ですが、世界基軸通貨です。
世界の至る所で取引されている通貨になりますので、ドルを選んでおけば無難です。

登録後「保留」となるケース

正規の手順にて登録したものの、「保留」と表示されるケースがあります。
これは書類に不備があるのではなく、エコペイズ側の問題です。

エコペイズとしても登録をチェックしなければなりませんので、申し込み者が増えればリソースを割かなければなりません。

つまり、保留とは「書類不備」ではなく、「少し待ってください」というニュアンスです。
この場合、エコペイズからの連絡を待つしかありません。

特に昨今、オンラインカジノ人気の高まり、エコペイズの利便性の高さからエコペイズへの申し込みが増えていることもあり、保留となるケースが多発しているとのことですが、あくまでもエコペイズ側の問題です。

登録メールアドレス認証メールが送られてこない場合

メールアドレスを登録したものの、認証メールアドレスが送られてこなければ登録できません。
エコペイズに登録すると利用可能になりましたとの旨がエコペイズより送信されます。

このメールが届いていない場合、メールアドレスに不備があるか、あるいはメールフィルターによってエコペイズからのメールをはじいてしまっている可能性があります。

ちなみにエコペイズからのメールの差出人は「noreply@ecopayz.com」になりますので、ゴミ箱や迷惑メールに振り分けられていないか、そもそも登録したメールアドレスは正しいのかなど、今一度確認してみましょう。

既にメールアドレスが使われている場合

既に自分のメールアドレスが使用されている場合、同じメールアドレスで新たに登録することはできません。
見知らぬ誰かが自分のアドレスを使用してしまったのではないかと思うかもしれませんが、実はこのようなケースは案外多く見受けられます。

その犯人は誰かといえば、実は自分自身です。
自分自身が一度登録しようとしたものの、途中で挫折してしまったり、あるいは過去に登録したことを忘れてしまっているケースです。

この場合、すでに登録されていますので、パスワードを入力することでログインが可能になりますが、大抵はパスワードを忘れてしまっています。
そのため、パスワードを再発行してもらいましょう。

メールそのものが登録できない

メールアドレスそのものが登録できないケースとして、メールアドレスの途中の「@」が全角となっている可能性があります。

特にスマートフォンからの入力の場合、全角のアットマークと半角のアットマークは識別が難しいです。
全角のアットマークにてメールアドレスを登録しようとしても「無効」だと表示されますが、それはメールアドレスそのものに原因があるのではなく、アットマークが全角となっていることによるものなので、今一度確認してみましょう。

誤った住所を登録、口座が認証されない場合

誤った住所を登録している場合、口座が認証されないケースがあります。
よくあるパターンとしては、引っ越しを挟んだことで現住所と請求書等の住所が異なるケースや、簡易表示にて登録してしまったことから異なる住所だと判断されてしまうケースです。

例えばですが、山田町1-1-1と登録したとします。
しかし、台帳に記載されている住所は1丁目1番地1号だとすると、エコペイズ側は日本の住所事情に疎いので、「異なる住所」だと判断してしまう可能性もあります。

マンション名を省略したりなど、登録時の記載と証明書の住所の記載が異なっていると、登録できないケースがあります。
この場合、請求書等に記載されている正しい住所で登録しましょう。

日本国内であれば多少簡略化された住居表示であっても、相手側がある程度拡大解釈してくれるケースがありますが、イギリスに本社を構えているエコペイズの場合、残念ながらあくまでも「登録と証明書が合致しているのか」しか判断しません。

そして新しい証明書が提出できない場合、口座が凍結されたとの事例もありますので気を付けましょう。

証明書等が認識されていないケース

同一住所にて入力しているものの、登録できない場合に考えられるのが証明書等、添付書類の不備です。
これは住所を間違えているのではなく、相手に正しく認識されていないケースが該当します。

例えば住所欄に折り目が入っている、あるいはスマホで撮影した際に影になっている、あるいは逆光となっているなど、エコペイズ側が識別できない場合に起こり得るケースです。

日本の金融機関であれば、電話等で知らせてくれるかもしれませんがエコペイズはイギリスの会社になります。
そのため、こちらも画像を正しく認識してもらえるよう、スキャン・撮影するよう心がけましょう。

住居証明がオンライン口座の場合

住居証明は公的機関からの請求書が必要です。
水道光熱費や税金等であれば問題ないのですが、銀行口座も可能です。

ただし、銀行口座の場合は住所が表示されている通帳をカメラで撮影して提出することになるのですが、オンライン口座をスクショした画像を出した場合、残念ながら本人確認としては認められていません。

オンラインの場合、偽造が行えることから信ぴょう性を欠きます。そのため、オンラインのスクショではなく、通帳を撮影、あるいはスキャンしたものを提出しましょう。

定められた期限の証明書ではない

住居証明の書類は発行から3か月以内と定められていますので、3ヶ月以内に発行されていない場合、エコペイズとしては証明書として受理することができません。

現住所と同じものであったとしても、3ヶ月以上経過している請求書等の場合、住居の一致ではなく期限の問題で受理されません。

少々厳しいと思うかもしれませんが、裏を返せばそれだけ厳しい審査基準を設けているからこそ、安心できる企業だと考えることもできますので規定のルールに則り、3か月以内に発行された請求書を用意しましょう。

近年は国際的なマネーロンダリングが問題視されていることもあり、エコペイズとしても身分確認・本人証明に関しては慎重を期しています。